2023.03.08

藍の豆知識

藍の豆知識#07 「藍の種まきと育て方」

 藍染結の杜では、北海道美瑛町の広大な大地で、地元農家さんにご協力いただきながらタデ藍を育てています。
 収穫した藍の葉は、生葉染めに使用したり、藍染結の杜カフェスペースでご提供している藍茶や藍のスイーツとして使用しています。
 藍は一年草なので、毎年春に種を蒔きます。
 今回のコラムでは、おうちで簡単に育てられる方法をご紹介します。
 藍を育ててみたい!という方は読んでみてくださいね。

藍の種
藍の種

■用意するもの
・藍の種
・大きめのプランター or セルトレイ(地植えの場合)
・土(種まき用培養土がオススメです)
・じょうろ(霧吹きやシャワーなど水が細かく出るものが良い)

■種まきの時期
 3月上旬~4月中旬(暖地・中間地)。北海道など寒い地域は4月中旬~5月中旬
 ※あくまでも目安になります。

■蒔き方
 プランターで育てる場合:約20cm間隔に指の第一関節ほどの深さの穴をあけ、3~5粒ずつ蒔きます。
 地植えで育てるの場合:まずはセルトレイに種を蒔きます。
 セルトレイ1つにつき、指の第一関節ほどの深さの穴をあけ、3~5粒ずつ蒔きます。芽が育ってから定植します。

 どちらの場合も、蒔いた後に土で穴を埋め、軽くならしたら霧吹きなどでたっぷりと水をやってください。

■発芽(3月~4月頃)
 毎日、霧吹きで朝と夕方に水をたっぷりあげましょう。
 10日ほどで発芽します。

セルトレイでの藍の芽の様子
セルトレイでの藍の芽の様子。農家さんが育ててくれてお上手です。

■間引き(4月頃)
 芽が10cmほどになったら1番育っているものを残して間引きます。
 そっとひっぱると根っこから抜けます。
 間引きのタイミングが遅くなると、ひょろひょろの芽になってしまったり、根が絡まって抜けなくなってしまうのでタイミングには要注意です。

■地植えの場合:定植(5月頃)
 セルトレイで芽が13~15cmほどに育ったら定植します。約50cm間隔で芽を植えましょう。
 植える前に雑草があれば抜きます。

ちょっと小さいですが5月がきたので定植した様子
ちょっと小さいですが5月がきたので定植した様子。

■苗が大きくなってからの水やり(6月頃)
 芽がしっかり育ち茎も太くなってくれば、水をあげる量を少なくしても問題ありません。
 葉っぱの様子をみながら、根腐れしないように適度に水やりをしましょう。
 地植えの場合は、梅雨シーズンは水やりはせず、自然にまかせていればよく育ちます。

夏になると葉も大きくなってきます
夏になると葉も大きくなってきます。バジルに似ています。

■1回目の刈り取り(7月頃)
 梅雨明けに背丈50cm程に成長し、刈り取りをします。
 土から10cmあたりのところで刈りとります。

■2回目の刈り取り(8月頃)
 刈り取った場所からまたすくすくと育ってくるので50~60cmほどになったらまた刈り取りを行います。
 種取り用の苗は刈り取らずにそのままのこしておくと良いです。

■花が咲く(9月頃)
 白~ピンク色の可愛らしい花が咲きほこります。

藍の花
藍の花

■種取り(10~11月頃)
 秋になると、種ができます。種を房ごと収穫し、乾燥させて保管しておくと、翌年の種まきに使えます。

 以上が藍の種まき~育て方~種の収穫までの流れです。むずかしいと感じられた方もいらっしゃるかもしれませんが、タデ藍は初心者でも育てやすい植物だと思います。
 筆者も最初は経験なく藍を育て始めました。芽がでるまではドキドキしましたが、芽がでて10cm以上に育てば、あとは雑草のようにすくすくと育ってくれました。
 翌年からは、何もしなくてもこぼれた種が勝手に発芽し、庭にぽつりぽつりと藍が雑草のように生えるようになりました。
 それくらい、環境さえ合えば放っておいても育ちます。
 まずは挑戦で、一度試してみてはいかがでしょうか。
 染めを楽しんだり、お茶にしたりと、きっと日常が少し豊かになると思います♪

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