みなさんは「藍茶」を飲んだことはありますか?
藍といえば「藍染め」と思う方が多いかもしれません。
実は藍染めの染料は「藍の葉」が原料です。
写真をみていただくと分かるように、茎にバジルにも似たような葉が生えていて、ピンクの可愛らしいお花が咲いています。
これがタデ藍という植物で、「藍染め」の原料になるのは、茎でも花でもなく「葉っぱだけ」を使います。
葉の部分にのみ「インディカン」という青の色素となる成分が入っているためです。不思議ですね!
そんな藍の葉っぱは、染料としてだけではなくお茶として楽しむこともできるのです。
藍の葉には、ポリフェノールや食物繊維が豊富に含まれており、古来から民間薬や健康食品としても重用されています。藍茶の効能として、ポリフェノールによる抗酸化作用、中性脂肪値の上昇抑制、コレステロール値を整えるなどが挙げられます。味はふわっとした甘みを含んだ、まろやかで飲みやすいお茶です。
ノンカフェインなので、リラックスしたいときに最適で、寒い冬にはホットがオススメです。
藍染結の杜では、カフェスペースにて夏には冷たい藍茶、冬には暖かい藍茶をご用意しています。
美瑛で藍の葉を自社栽培しており、無農薬・100%美瑛産。藍染結の杜にお越しになった際には、美瑛の景色のなかで藍茶をぜひ味わってみてくださいね。
ホットの場合は、急須に藍葉を入れて熱湯を注ぎ、3分程度蒸らしてから飲むと美味しいです。茶葉も販売していますので、おうちでもぜひ参考にして楽しんでくださいね。